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2010年01月04日
神奈川新聞(競技自転車で世界へ、3兄妹が切磋琢磨/寒川)
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寒川町小谷に競技用の小型自転車(BMX)に熱中する3きょうだいがいる。畠山大樹君(17)、耀介君(14)、紗英さん(10)だ。父親の影響で始めたが、今やその疾走感やジャンプのとりこに。紗英さんが2009年7月に世界チャンピオンに輝くなど、3人とも実力はトップクラスを誇る。プロのレーサーになることを夢見る3きょうだいは、切磋琢磨(せっさたくま)しながら日々練習に励んでいる。
(神奈川新聞1月1日掲載)
寒川町小谷に競技用の小型自転車(BMX)に熱中する3きょうだいがいる。畠山大樹君(17)、耀介君(14)、紗英さん(10)だ。父親の影響で始めたが、今やその疾走感やジャンプのとりこに。紗英さんが2009年7月に世界チャンピオンに輝くなど、3人とも実力はトップクラスを誇る。プロのレーサーになることを夢見る3きょうだいは、切磋琢磨(せっさたくま)しながら日々練習に励んでいる。
長男の大樹君がBMXを始めたのは10歳のとき。父親の裕行(ゆうこう)さん(49)が「強引に」誘った。「レース場などで、他の競技者が家族全員で楽しんでいる姿をよく目にする。子どもたちと一緒にやりたいと思った」と裕行さん。そんな父親の思いに、大樹君は「仕方なく始めた」と照れたように笑う。耀介君も兄と同じように、7歳で競技に参加。紗英さんは兄2人が練習するのを見ていて「やるのが当たり前だと思った」。BMXに乗り始めたのは4歳のときだった。
BMXの本場・米国などに比べると、国内には練習場が圧倒的に少ないという。普段は藤沢市や横浜市青葉区内で練習し、レースに参加するために全国各地を家族全員で移動する。「休みに旅行に行こうかという話をしても、『練習場所のあるところに』となっちゃう」。母親の紀子さん(39)は苦笑する。
そんな家族一丸での取り組みが、09年7月下旬にオーストラリアのアデレードで開催された世界選手権大会で成果を挙げた。大会には大樹君と紗英さんが出場。大樹君は惜しくも予選敗退だったが、紗英さんは10歳ガールズクラスで優勝。前回大会で2位だっただけに雪辱を果たした格好だ。
だが「あまりうれしくなかった…」。紗英さんの表情はさえない。実はライバル選手が転倒し、つかんだ勝利だったからだ。そんな妹の様子をそばで見ていた兄2人は「最近は国内でも(ライバル選手に)勝ってたんだから、(転倒は)関係ないよ」と優しく励ます。
将来の夢を聞くと、3人とも「プロのレーサー」と口をそろえる。BMXは08年8月の北京オリンピックから、正式種目に採用された。「オリンピックで金メダルを取りたい」。紗英さんは夢をもう一つ、言い足した。
投稿者 spokesman2 : 2010年01月04日 13:03